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RESEARCH

ユビキタス元素の金属錯体化学

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ユビキタス元素を鍵とする遷移金属―主要族元素(ケイ素,ゲルマニウム,ホウ素,アルミニウムなど)多重結合錯体の合成および構造と反応性解明
[関連論​]

1) W≡Ge: J. Organomet. Chem. 2017, 848, 89-94, Chem. Commun. 2013, 49, 4232-4234, Angew. Chem. Int.
                Ed.
 2012, 51, 2930-2933.

2) W≡Si: Organometallics 2016, 35, 921-924, Organometallics 2016, 35, 3444-3447, Chem. Eur. J. 2019, 25,
              3795-3798.

3) Mo≡Ge: Organometallics 2020, 39, 4350-4361. 
4) Cr≡Ge: Organometallics 2023, in press.

キレート配位子を用いた活性な遷移金属錯体の分子設計とそれが誘起する反応および触媒作用
[関連論文​]

1) Organometellics 2022, 41, 2612–2621. 
2) Dalton Trans. 2022, 51,
9983–9987.
3) Organometallics, 2021, 40, 3113-3123.
4) Chem. Lett. 2020, 49, 1431-1434.

リチウムイオン内包フラーレン金属錯体の合成とその電子特性解明
[関連論文​]

1) Organometallics, 2014, 33, 608-611. 
2) RSC Advances, 2012, 2, 10624-10631.
3) Angew. Chem. Int. Ed., 2012, 51, 3377-3381.
4) Nature Chem., 2010, 2, 678-683.

多核クラスター(複合アニオン型ヘテロポリ酸)の分子設計とその性質解明
[関連論文​]

in preparation

◼️ 研究概要

遷移金属を中心に持つ分子性の金属化合物,いわゆる“金属錯体”は,中心金属やそれに結合した配位子の種類,結合状態,立体配置に依存して多様な性質や機能を示します。当研究室では,周期表にある様々な元素の中でも,資源として豊富なユビキタス元素(Fe, Co, Cr, Ni, V等の3d遷移金属元素やAl, Si, O等の主要族元素)を活用し,貴金属元素錯体に匹敵する,あるいはそれを凌駕する機能を有する新しい金属錯体や多核錯体(クラスター)の合成を研究します。具体的には,① 遷移金属と高周期典型元素(主に13, 14, 15族元素)との間に多重結合をもつ錯体,② 多座キレート配位子を持つ金属錯体,③ Li⁺イオンを内包したC60フラーレンの金属錯体,および④ 多核クラスター(複合アニオン型ヘテロポリ酸)を中心に,新しい結合や特性を持つ金属錯体の合成,構造決定,反応性や電子物性の解明について研究しています。これらの研究により,新しい化学変換反応の触媒となる錯体や,未知の電子特性を示す機能性分子の発見を目指しています。

◼️ 研究項目

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